パソコンの前に座ると、最近、まず、することといえばyou tube動画をひとわたりチェックするということになります。
地上波テレビの間延びした(そのくせ内容空疎な)バラエティ情報番組より、よほど気が利いていて、作る側の「見せる努力と意欲」も十分に感じられ、大変すがすがしく、ダレたテレビなどより、よほど信頼できるというものです。
オレオレ詐欺の犯罪者集団だかなんだか知りませんが、陰ながらその筋からお小遣いを頂戴してほくそえみ、テレビでは善人に見せかけて世間を欺きふんぞり返っているような、くそ面白くもないお笑い芸人が馬鹿ヅラした馬鹿笑いが癇にさわって仕方ありません。謹慎くらいで済ませるなという感じです。しかも、さも新ネタみたいに自慢げに吹聴している話にしても、そこらの芸能週刊誌にいくらでも載っていそうな陳腐な話題の焼き直しなのはミエミエで、その思い上がった愚劣な馬鹿騒ぎに付き合うくらいなら、活力とアイデア、ナマの声に満ち満ちたyou tube動画を見ていた方が、まだしも有益で新鮮、短くとも充実した時間を過ごせるというものです。
テレビには、つくづく愛想が尽きました。あんなもの。
草の根的なyou tube動画の隆盛は、荒廃したテレビの在り方そのものを脅かしているというのに、そして、いまのままではカナラズヤ近い将来、確実に大衆から飽きられ、テレビの存在価値そのものが根底から覆されて、消滅しかねないと危ぶまれているというのに、この激動の「変革期」もカイモク理解できず相も変わらず愚劣な番組を十年一日量産し垂れ流している思い上がった無知と醜態にはもうこれ以上耐えられません。というか、自分などはもう何年も前からとっくに見放していて、せいぜい見るものといえば、映画かスポーツくらいです。
とまあ、そんな感じでここのところyou tube動画を見ているのですが、これも日常的に見ていると、なんだかひとつの傾向みたいなものを感じるようになりました。
それってまさか、例えばあの、見ているうちになんだか自然とコーラが飲みたくなってしまうみたいな「心理的誘導操作」が巧みに仕組まれているとかいう「あれ」なんがではないとは思いますが、最近、そんな感じでwebの森をさまよっていて感じたことがあるので、そのことについて若干書いてみますね。
you tube動画といえば、すこし前までは、北海道のインターアーバンさんという方が製作した、北海道の各本線をたどりながらすべての駅を自動車で走破するというyou tube動画に嵌っていました。
北海道の各線・各駅が必ずしも国道・道道に整然と平行して走っているわけではないので、ときには、とんでもない脇道を迂回しなければならなかったり、人も通わない狭い田んぼ道や雑木林に迷い込んだりと、北海道の原野をこれでもかというくらい堪能できるスグレモノの動画で、傍らに置いた北海道鉄道路線図の各駅にチェックを入れながら日々見ていくうちに全ての駅にチェックが入ってしまいました。
新幹線が停車することによって華麗に整備された駅とか、大都市をひかえた近郊で乗降客が増えて急に手狭になるなど、そういう幸運な駅は、むしろ例外で、ほとんどの駅は、特急列車にスルーされて、停車する電車は日に2~3本くらい、それもだいたいは無人駅で、乗降客は日に数人(その人数に合わせて停車しているらしいのですが)、過疎化が進む辺境の地にあれば、端から徐々に秘境駅となり、やがてバタバタと廃駅となるというのが北海道の鉄道の運命と進行形の現状なのだなと感じさせられるスグレモノの動画です。
そうそう、この動画に出会ったのは、あのカーリングの聖地・北見市常呂町がどういう町かと検索し、また「北見駅」がどういう駅かと眺めていたときに、そのままの流れで「石北本線」の各駅をめぐるこの動画に出会ったのでした。もうほとんど秘境駅という感じの「西女満別駅」とか、「下白滝駅」から「上白滝駅」にかけての荒涼とした原野にある駅が廃駅となる前後の経緯を描いたドキュメンタリー番組を絡めて見たこともありました。
なんといっても実際の自然の風景や街路のたたずまいなど、世界の隅々まで居ながらにして見せてくれるこの手の「ストリートビュー動画」は、インターネットのすぐれた特性だと思います。
北海道の原野の魅力にすっかり魅入られてしまったので、二回目、三回目のインターネット北海道周遊を再びする可能性は大だと思います。こう考えると四国八十八ヶ所巡礼の魅力というのも、こういう感じなのかもしれません。全部のお寺を踏破するリアルな動画というのは存在するのでしょうか、たいへん興味があります。
しかし、この一連のyou tube動画は、見たい動画をピンポイントで語句指定して特定して見ていたわけですが、現実はなにもそんな律儀なことをしているだけではなくて、多くの場合、特に目的も指定もすることなくナニゲに見流す(こんな言葉はありませんが、昔風にいえば、いわばネットサーフィンです)目の前にある面白そうな動画を次々とたどっていくというダラダラした感じがむしろリアルです。
そしてこの場合の「興味を引く」というそのキモの部分は人それぞれに異なると思いますが、自分の場合は、「ものすごく気持ち良くしてくれる」ということが最優先のポイントということになります。
この「ポイント」に当たる動画を具体的に個々に上げていかなければ、「ものすごく気持ち良くしてくれる」という抽象の説明にはならないと思うので、まあ、キリがありませんが、そのうちの2~3を上げてみることにしますね。
そのひとつには、なんといっても「外人さんの日本褒め」という動画があります。
とにかく、日本好きの外人さんが日本のことをやたら褒める。
長い間日本に憧れていてやっと観光で来たという人から、もう何年も住み着いてしまっている人まで、それも欧米人、アジア人、中近東からアフリカまで、それこそ多種多彩の人種がいて、それこそ、やれ財布を落したら無事に返ってきただの、中身の金も手付かずだっただの、道に迷っていたら親切なタクシーの運転手さんが空港まで送ってくれて飛行機に間にあったうえに料金も受け取らなかっただの、日本では黒人なのに差別をされなかっただの、日本で生まれた黒人の少女が渡米したら始めて差別を知って差別されない日本社会に改めて感激しただの、いわば日本人の善良さ・規律正しさをあげるものとか、いやいや、まだありました、日本の風景(サクラとか)をベタほめし、温水洗浄トイレに喜声をあげ、スクランブル交差点と竹下通りと歌舞伎町、築地市場や浅草寺をレンタル着物でさまよい歩き、秋葉原のメイドカフェをのぞき、林立する自動販売機の数を数え、モノレールに乗り、新幹線のスピードにびっくりし、日本食の美味さ加減に大仰にのけぞってみせ(それも寿司や神戸牛、スキヤキや天麩羅ならともかく、お好み焼き・たこ焼き・ラーメンのたぐいにまでデリシャスやトレビアンの連発なのですから、そこまでいくと揶揄されているのではないかと疑心暗鬼になるのは当然で、それにしてもなにがなんだかわけがわかりません)、そして、ツアーのコースにでもなっているのか必ず伏見稲荷の赤鳥居のトンネルを嬉々としてくぐり、奈良公園の鹿に餌をあげてお辞儀をさせ、大仏を見て喜ぶという、そうした動画が延々累々と続きます。
まあ、来日観光客数というのが年々増大しているということですから、この動画のすべてが「眉唾」とは思いませんが、「本当かよ」という気持ちは、どうしても拭えません、それほどのことなのかよ、とこうなります。ならざるを得ません。
しかし、そう思いながらも、この似たような動画を飽きもせずに延々と見ることができるのは、やはりそこに「外人さんの日本褒め」の心地よさがあることは確かです。とにかく日本人は外人さんに褒められることにとても弱くて、だから大好きなのだと思います。自分も含めてね。それは日本人の中に業のように根深い外国コンプレックスとかがあって(だからいつまでたっても英語が喋れないのかもしれません)、外人に褒められると罪を贖われたように感激して、なんでも許してしまえる部分があるからだと思います。それを外人さんは日本人の善良さと誤解しているフシもあって、その双方のボタンの掛け違え感がまたなんとも言えない心地よさなのです。
そして、この流れで延々と動画を見ていくと、やがて「究極の動画」というのに行き着きます。つまり、いわゆる極め付け、それが「舞妓さんウォッチ」です。
これも日本観光ツアーのコースになっているのではないかと思うくらい、外国人観光客がぞろぞろと四条通りから花見小路あたりのお茶屋さんや置屋さんの前をなんとなくぶらついて、あきらかに舞妓さんや芸妓さんが通り掛るのを待ち伏せしてタムロしているふうで、そして、突如、舞妓さんが「出現する」(実際は、お茶屋さんに出向くだけなのですが)となると、まるで「怖いもの見たさ」で遠目からチラミをする遠慮深い人から、すれ違いざまに至近距離でカメラを向け、それでも飽きたらずに血相変えて追っかけまわすという正直にずうずうしい人までいろいろいて、この様子を見ているだけでも外人さんたちの「舞妓さん」に向ける興味と感心の高さがうかがわれます。聞くところによると、このずうずうしい追っかけの観光客の誰もが必ずしも善人というわけではなく、後ろからカンザシや髪飾りを引き抜いて盗んだり、ひどいのになると襟からなにかを入れたりするというとんでもないやつもいるとかで、舞妓さんたちもいい迷惑で、いくら注目の的になっているからといって、必ずしも善良に受け止めて悦に入っている場合ではない油断ならない部分もあるそうなのです。
これではまるで野鳥観察ではないかとも思ってしまうのですが、しかし、残念ながら「品」と「距離感」と「好奇心の質」の面においては、「舞妓さんウォッチ」の方は、はるかに「品」に欠け「危険な距離感」で「善良さに欠ける好奇心」によって、美しく見せるために無抵抗なのに付け込まれ、それをいいことに盗みや小暴力の危険や被害にさらされるという実に生々しい人間的な善悪の彼岸にいることを感じました。
自分がこの一連の動画を見ていて直感したのは、むかし、小売店の開店祝いの宣伝のために近所を賑やかに練り歩いた白塗りの顔のチンドン屋のあとを子供たちがぞろぞろとついて歩いていたあの景色でした。なによりも子供心には、あの「白塗りの顔」の物珍しさというのは、非日常のヨコハマメリーさん風な「異様さ」と同じものだったと思います。むかし、天井桟敷や状況劇場の芝居をみたとき、「白塗り」の顔を異様と受け止めたあの感性と同じものを見たのだと感じました。
いやいや、「チンドン屋」の白塗りと「舞妓さん」の美しい白塗りを比較するなんて、なんという不見識だとお叱りを受けそうですが、子供心に思ったことなので、なにとぞお許しください。
考えてみれば、自分がいままで舞妓さんの白塗りを、そうした美しさの面から見たことがまったくなくて、むしろ「異様さ」からしか見ていなかったという、それくらい遠い世界の存在だったということなのだと思います。
ですので、多くの舞妓さんたちが語る「舞妓さんになろうと思った動機」が、修学旅行のときに美しい舞妓さんを見て自分もなりたいと思ったというコメントなど、自分的にはどうにも実感の伴わない空疎なものに聞こえてしまって仕方ありませんでした。
そういえば、この「はるかに遠い存在」感は、水田伸生監督「舞妓Haaaan!!!」2007や周防正行監督「舞妓はレディ」2014を見たときも、「なぜ、いまさら、舞妓さんなんだ?」という唐突さと違和感しかなく、正直「意味、分かんねえ」という思いしか抱けませんでした。無理もありませんよ、遠い祇園のお茶屋遊びのことなど空想するにも手掛かりがなく「無」の状態だったのですから、興味がどうのこうのという段階にさえ至ってなかったわけで、ですから「舞妓さん」など、存在それ自体が現実とは考えられない存在だったのはしごく当然のことだったと思います。
その意味でいえば自分など、あの「善良さに欠ける悪意の好奇心に満ちた観光客」にもおよばない、それより以下の日本人にすぎませんでした。
(注)劇場版映画は以下のとおり。
舞妓はんだよ全員集合!!(1972年 松竹 ザ・ドリフターズ、吉沢京子主演)
舞妓はん(1963年、松竹、橋幸夫、倍賞千恵子主演)
舞妓物語(1987年、松竹、岡本舞子主演)
舞妓物語(1954年、東宝、峰幸子主演)(ストーリーは上とまったく違う)
祇園小唄絵日傘(1930年、マキノプロダクション、桜木梅子主演)
祇園囃子(1953年、大映、若尾文子主演)
祇園囃子(1934年、松竹、飯塚敏子主演)
おもちゃ(1999年、東映、宮本真希主演)
SAYURI(2005年、松竹配給、チャン・ツィイー主演)
舞妓Haaaan!!!(2007年、東宝配給、阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ主演)
舞妓はレディ(2014年、東宝配給、上白石萌音主演)
そんな感じで、外国人観光客の「舞妓さん追っかけ動画」を見ていたのですが、しかし、その手の動画のなかには、なにも興味本位のものばかりとは限らず好意的に舞妓さんや芸妓さんを美しく撮ろうという好事家の撮った動画もあることに気がつきました。満開のサクラの下での撮影会とか。奉納舞とか。イベントとか。
そこで驚天動地の、とてつもなく美形の芸妓さんを見つけてしまいました、さっそく名前をメモりました。そこには、祗園東の「つね桃さん」と書いてあります。とにかく、ものすごい美人。というか、そのキップの良さは、どう見ても柳橋とか赤坂芸者のイメージで、上品でおとなし目の芸舞妓さんが多い京都らしからぬ鋭さがあって、そのことを本人も一向に隠そうとしない明け透けなところが却って清々しく、好感を持ちました。どうすれば自分を美しく見せられるか(髷で白塗りの裾引き)を熟知しているプロに徹した賢さと自信と開き直りも、見るものを安心させるものがあります。
さっそくアレコレと検索をかけてみました。
山口県萩市出身 1987.2.6生
2002 祇園東「繁の家」に仕込みさんとして入る。
2003.3.3 舞妓さんとしてデビュー、桃の節供にちなんで「つね桃」に。
2008.11.28 21歳で襟変え(ということは、1987年生まれということですか)
なるほど、なるほど。検索していくにつれて、このヒトが、「超」のつく売れっ子芸妓さんということは、画像と動画の多さからでも容易に分かりました(むしろ、知らなかったのは自分だけだったのかという気分にさえ段々なってきたくらいです)が、そんなふうに調べ進むうちに、新しいコメントの調子が、なんだか過去形で書かれているようなのが少し気に掛かり始めたとき、「つね桃さんの結婚式」という記事に遭遇しました。どうも結婚を機に引退されたような感じです。
なるほどね、そりぁそうですよ、なにしろこの美形です、男たちが放っておくわけがありません。
外国人観光客が、舞妓さんの追っかけくらいでは気が納まらず、舞妓さんに成り切るコスプレ(和装レンタルと髷と白塗りの化粧がセットになっています)まで結構繁盛している意味もこれでよく分かりました。
●京都五花街の舞妓さん・芸妓さん名前一覧 2019.04.17 現在しらべ
★祇園甲部
【舞妓】
小純 こすみ 廣島家
鈴乃 すずの 福嶋
まめ樹 まめじゅ 多麻
豆結 まめゆい ニンベン
美羽子 みわこ 西村
佳つ笑 かつえみ 小田本
槇里子 まりこ 西村
市紘 いちひろ 中支志
小奈都 こなつ 中支志
あすか あすか つる居
菜乃葉 なのは 多麻
豆誉 まめよ 新井
瑞乃 みずの 福嶋
佳つ桃 かつもも 小田本
佳つ春 かつはる 小田本
豆沙弥 まめさや 柴田
多都葉 たつは 多麻
ゆり葉 ゆりは 多麻
豆珠 まめたま イ
小なみ こなみ 中支志
朋子 ともこ 西村
小花 こはな 枡梅
美月 みつき つる居
まめ衣 まめきぬ 多麻
佳つ花 かつはな 小田本
小衿 こえり 廣島家
まめ春 まめはる 多麻
【芸妓】
まめ柳 まめりゅう 多麻
茉利佳 まりか つる居
市晴 いちはる 中支志
紫乃 しの 福嶋
実佳子 みかこ 西村
佳つ江 かつえ 小田本
豆純 まめすみ 亻
市十美 いちとみ 中支志
佳つ雛 かつひな 小田本
豆六 まめろく 新井
恵里葉 えりは 多麻
真咲 まさき 美の八重
佳つ智 かつとも 小田本
紗月 さつき つる居
章乃 ふみの 福嶋
千紗子 ちさこ 西村
豆まる まめまる 柴田
小芳 こよし 廣島家
つる葉 つるは 多麻
紗矢佳 さやか つる居
小扇 こせん 廣島家
市有里 いちゆり 中支志
槙子 まきこ 西村
有佳子 ゆかこ 西村
真生 まお 美の八重
小愛 こあい 廣島家
満友葉 まゆは 多麻
【引退】
紗貴子 さきこ 西村
亜矢子 あやこ 西村
まめ章 まめあき 多麻
豆こま まめこま 柴田
真希乃 まきの 美の八重
豆千佳 まめちか 新井
清乃 きよの 福嶋
知余子 ちよこ 西村
佳つ扇 かつせん 小田本
由喜葉 ゆきは 多麻
夢乃 ゆめの 福嶋
まめ藤 まめふじ 多麻
まめ菊 まめきく 多麻
佳之介 かつのすけ 小田本
杏佳 きょうか つる居
★祇園東
【舞妓】
満彩尚 まさなお まん
叶久 かのひさ 叶家
叶千代 かのちよ 叶家
富千英 とみちえ 富菊
涼真 りょうま 栄政
満彩野 まさの まん
叶紘 かのひろ 叶家
【芸妓】
雛佑 ひなゆう 岡とめ
富津愈 とみつゆ 富菊
富多愛 とみたえ 富菊
まりこ 岡とめ
美晴 みはる 岡とめ
つね有 つねゆう 繁の家
つね和 つねかず 繁の家
満彩希 まさき まん
涼香 りょうか 榮政
豊壽 とよひさ 榮政
美弥子 みやこ 叶家
【引退】
満佐子 まさこ まん
雛菊 ひなぎく 岡とめ
文音 ふみね 岡とめ
満彩美 まさみ まん
つね桃 つねもも 繁の家
富久春 ふくはる 岡とめ
叶菜 かのな 叶家
駒子 こまこ 岡とめ
叶笑 かのえみ 叶家
★宮川町
【舞妓】
とし菜穂 としなほ 駒屋
とし菜希 としなぎ 駒屋
叶笑 かなえみ 川久
ふく典 ふくのり しげ森
君咲 きみさき 本城
小晶 こあき 花傳
ふく友梨 ふくゆり 堀八重
君萌 きみもえ 利きみ
とし七菜 としなな 駒屋
とし菜実 としなみ 駒屋
千賀染 ちかそめ 駒屋
菊咲奈 きくさな 花ふさ
ふく那 ふくな 河よ志
ふく香奈 ふくかな 河よ志
ふく千華 ふくちか 堀八重
富美梗 ふみきょう よし富美
小えん こえん しげ森
菊弥江 きくやえ 花ふさ
千賀明 ちかさや 駒屋
千賀遥 ちかはる 駒屋
ふく弥 ふくや 河よ志
とし恵美 としえみ 駒屋
叶幸 かなゆき 利きみ
ふく珠 ふくたま しげ森
叶子 かなこ 川久
ふく朋 ふくとも 堀八重
小はる こはる しげ森
【芸妓】
ふく音 ふくね 河よ志
とし純 としすみ 駒屋
小梅 こうめ 花傳
里春 さとはる 川久
ふく兆 ふくちょう しげ森
田ね文 たねふみ 高よし
富美夏 ふみか よし富美
君綾 きみあや 本城
弥千穂 やちほ 花傳
ふく恵 ふくえ 河よ志
ふく紘 ふくひろ しげ森
小ふく こふく しげ森
美恵雛 みえひな 春富
ふく尚 ふくなお 石初
ふく鈴 ふくすず 石初
ふく光 ふくてる 堀八重
とし真菜 としまな 駒屋
とし夏菜 としかな 駒屋
とし輝 としてる 駒屋
菊志乃 きくしの 花ふさ
里香 さとか 川久
【引退】
君さ代 きみさよ 本城
ふく英 ふくはな しげ森
富美苑 ふみその よし富美
富美芳 ふみよし よし富美
小凛 こりん 花傳
君有 きみゆう 本城
君とよ きみとよ 利きみ
君ひろ きみひろ 利きみ
ふく乃 ふくの 河よ志
小よし こよし しげ森
千賀すず ちかすず 駒屋
とし桃 としもも 駒屋
ふく苗 ふくなえ しげ森
美恵菜 みえな 石初
ふく真莉 ふくまり 堀八重
とし日菜 としひな 駒屋
とし智 としとも 駒屋
★先斗町
【舞妓】
秀眞衣 ひでまい 雅美家
秀華乃 ひでかの 雅美家
市愛 いちあい 舛之矢
市すみ いちすみ 山口
市沙登 いちさと 舛之矢
もみ香 もみか 山口
光はな みつはな 丹美賀
市結 いちゆう 勝見
市彩 いちあや 舛之矢
【芸妓】
多香 たか 山口
久桃 ひさもも 井雪
もみ福 もみふく 山口
あや野 あやの 山口
久鈴 ひさすず 舛之矢
市福 いちふく 舛之矢
【引退】
市奈菜 いちなな 山口
もみ陽菜 もみひな 丹美賀
市照 いちてる 舛之矢
あや葉 あやは 勝見
市駒 いちこま 丹美賀
★上七軒
【舞妓】
尚舞 なおまい 中里
市梅 いちうめ 市
市ぎく いちぎく 市
勝貴 かつき 大文字
梅たえ うめたえ 梅乃
ふみ幸 ふみゆき 勝ふみ
市彩 いちあや 市
梅ひな うめひな 梅乃
市多佳 いちたか 市
【芸妓】
尚絹 なおきぬ 中里
尚可寿 なおかず 中里
【引退】
梅叶菜 うめかな 梅乃
勝音 かつね 大文字
市まり いちまり 市
梅なな うめなな 梅乃
梅はな うめはな 梅乃
梅ちえ うめちえ 梅乃
市こま いちこま 市
市知 いちとも 市
尚あい なおあい 中里
勝奈 かつな 大文字
勝也 かつや 大文字
梅蝶 うめちょう 梅乃
梅咲久 うめさく 梅乃
勝瑠 かつる 大文字
地上波テレビの間延びした(そのくせ内容空疎な)バラエティ情報番組より、よほど気が利いていて、作る側の「見せる努力と意欲」も十分に感じられ、大変すがすがしく、ダレたテレビなどより、よほど信頼できるというものです。
オレオレ詐欺の犯罪者集団だかなんだか知りませんが、陰ながらその筋からお小遣いを頂戴してほくそえみ、テレビでは善人に見せかけて世間を欺きふんぞり返っているような、くそ面白くもないお笑い芸人が馬鹿ヅラした馬鹿笑いが癇にさわって仕方ありません。謹慎くらいで済ませるなという感じです。しかも、さも新ネタみたいに自慢げに吹聴している話にしても、そこらの芸能週刊誌にいくらでも載っていそうな陳腐な話題の焼き直しなのはミエミエで、その思い上がった愚劣な馬鹿騒ぎに付き合うくらいなら、活力とアイデア、ナマの声に満ち満ちたyou tube動画を見ていた方が、まだしも有益で新鮮、短くとも充実した時間を過ごせるというものです。
テレビには、つくづく愛想が尽きました。あんなもの。
草の根的なyou tube動画の隆盛は、荒廃したテレビの在り方そのものを脅かしているというのに、そして、いまのままではカナラズヤ近い将来、確実に大衆から飽きられ、テレビの存在価値そのものが根底から覆されて、消滅しかねないと危ぶまれているというのに、この激動の「変革期」もカイモク理解できず相も変わらず愚劣な番組を十年一日量産し垂れ流している思い上がった無知と醜態にはもうこれ以上耐えられません。というか、自分などはもう何年も前からとっくに見放していて、せいぜい見るものといえば、映画かスポーツくらいです。
とまあ、そんな感じでここのところyou tube動画を見ているのですが、これも日常的に見ていると、なんだかひとつの傾向みたいなものを感じるようになりました。
それってまさか、例えばあの、見ているうちになんだか自然とコーラが飲みたくなってしまうみたいな「心理的誘導操作」が巧みに仕組まれているとかいう「あれ」なんがではないとは思いますが、最近、そんな感じでwebの森をさまよっていて感じたことがあるので、そのことについて若干書いてみますね。
you tube動画といえば、すこし前までは、北海道のインターアーバンさんという方が製作した、北海道の各本線をたどりながらすべての駅を自動車で走破するというyou tube動画に嵌っていました。
北海道の各線・各駅が必ずしも国道・道道に整然と平行して走っているわけではないので、ときには、とんでもない脇道を迂回しなければならなかったり、人も通わない狭い田んぼ道や雑木林に迷い込んだりと、北海道の原野をこれでもかというくらい堪能できるスグレモノの動画で、傍らに置いた北海道鉄道路線図の各駅にチェックを入れながら日々見ていくうちに全ての駅にチェックが入ってしまいました。
新幹線が停車することによって華麗に整備された駅とか、大都市をひかえた近郊で乗降客が増えて急に手狭になるなど、そういう幸運な駅は、むしろ例外で、ほとんどの駅は、特急列車にスルーされて、停車する電車は日に2~3本くらい、それもだいたいは無人駅で、乗降客は日に数人(その人数に合わせて停車しているらしいのですが)、過疎化が進む辺境の地にあれば、端から徐々に秘境駅となり、やがてバタバタと廃駅となるというのが北海道の鉄道の運命と進行形の現状なのだなと感じさせられるスグレモノの動画です。
そうそう、この動画に出会ったのは、あのカーリングの聖地・北見市常呂町がどういう町かと検索し、また「北見駅」がどういう駅かと眺めていたときに、そのままの流れで「石北本線」の各駅をめぐるこの動画に出会ったのでした。もうほとんど秘境駅という感じの「西女満別駅」とか、「下白滝駅」から「上白滝駅」にかけての荒涼とした原野にある駅が廃駅となる前後の経緯を描いたドキュメンタリー番組を絡めて見たこともありました。
なんといっても実際の自然の風景や街路のたたずまいなど、世界の隅々まで居ながらにして見せてくれるこの手の「ストリートビュー動画」は、インターネットのすぐれた特性だと思います。
北海道の原野の魅力にすっかり魅入られてしまったので、二回目、三回目のインターネット北海道周遊を再びする可能性は大だと思います。こう考えると四国八十八ヶ所巡礼の魅力というのも、こういう感じなのかもしれません。全部のお寺を踏破するリアルな動画というのは存在するのでしょうか、たいへん興味があります。
しかし、この一連のyou tube動画は、見たい動画をピンポイントで語句指定して特定して見ていたわけですが、現実はなにもそんな律儀なことをしているだけではなくて、多くの場合、特に目的も指定もすることなくナニゲに見流す(こんな言葉はありませんが、昔風にいえば、いわばネットサーフィンです)目の前にある面白そうな動画を次々とたどっていくというダラダラした感じがむしろリアルです。
そしてこの場合の「興味を引く」というそのキモの部分は人それぞれに異なると思いますが、自分の場合は、「ものすごく気持ち良くしてくれる」ということが最優先のポイントということになります。
この「ポイント」に当たる動画を具体的に個々に上げていかなければ、「ものすごく気持ち良くしてくれる」という抽象の説明にはならないと思うので、まあ、キリがありませんが、そのうちの2~3を上げてみることにしますね。
そのひとつには、なんといっても「外人さんの日本褒め」という動画があります。
とにかく、日本好きの外人さんが日本のことをやたら褒める。
長い間日本に憧れていてやっと観光で来たという人から、もう何年も住み着いてしまっている人まで、それも欧米人、アジア人、中近東からアフリカまで、それこそ多種多彩の人種がいて、それこそ、やれ財布を落したら無事に返ってきただの、中身の金も手付かずだっただの、道に迷っていたら親切なタクシーの運転手さんが空港まで送ってくれて飛行機に間にあったうえに料金も受け取らなかっただの、日本では黒人なのに差別をされなかっただの、日本で生まれた黒人の少女が渡米したら始めて差別を知って差別されない日本社会に改めて感激しただの、いわば日本人の善良さ・規律正しさをあげるものとか、いやいや、まだありました、日本の風景(サクラとか)をベタほめし、温水洗浄トイレに喜声をあげ、スクランブル交差点と竹下通りと歌舞伎町、築地市場や浅草寺をレンタル着物でさまよい歩き、秋葉原のメイドカフェをのぞき、林立する自動販売機の数を数え、モノレールに乗り、新幹線のスピードにびっくりし、日本食の美味さ加減に大仰にのけぞってみせ(それも寿司や神戸牛、スキヤキや天麩羅ならともかく、お好み焼き・たこ焼き・ラーメンのたぐいにまでデリシャスやトレビアンの連発なのですから、そこまでいくと揶揄されているのではないかと疑心暗鬼になるのは当然で、それにしてもなにがなんだかわけがわかりません)、そして、ツアーのコースにでもなっているのか必ず伏見稲荷の赤鳥居のトンネルを嬉々としてくぐり、奈良公園の鹿に餌をあげてお辞儀をさせ、大仏を見て喜ぶという、そうした動画が延々累々と続きます。
まあ、来日観光客数というのが年々増大しているということですから、この動画のすべてが「眉唾」とは思いませんが、「本当かよ」という気持ちは、どうしても拭えません、それほどのことなのかよ、とこうなります。ならざるを得ません。
しかし、そう思いながらも、この似たような動画を飽きもせずに延々と見ることができるのは、やはりそこに「外人さんの日本褒め」の心地よさがあることは確かです。とにかく日本人は外人さんに褒められることにとても弱くて、だから大好きなのだと思います。自分も含めてね。それは日本人の中に業のように根深い外国コンプレックスとかがあって(だからいつまでたっても英語が喋れないのかもしれません)、外人に褒められると罪を贖われたように感激して、なんでも許してしまえる部分があるからだと思います。それを外人さんは日本人の善良さと誤解しているフシもあって、その双方のボタンの掛け違え感がまたなんとも言えない心地よさなのです。
そして、この流れで延々と動画を見ていくと、やがて「究極の動画」というのに行き着きます。つまり、いわゆる極め付け、それが「舞妓さんウォッチ」です。
これも日本観光ツアーのコースになっているのではないかと思うくらい、外国人観光客がぞろぞろと四条通りから花見小路あたりのお茶屋さんや置屋さんの前をなんとなくぶらついて、あきらかに舞妓さんや芸妓さんが通り掛るのを待ち伏せしてタムロしているふうで、そして、突如、舞妓さんが「出現する」(実際は、お茶屋さんに出向くだけなのですが)となると、まるで「怖いもの見たさ」で遠目からチラミをする遠慮深い人から、すれ違いざまに至近距離でカメラを向け、それでも飽きたらずに血相変えて追っかけまわすという正直にずうずうしい人までいろいろいて、この様子を見ているだけでも外人さんたちの「舞妓さん」に向ける興味と感心の高さがうかがわれます。聞くところによると、このずうずうしい追っかけの観光客の誰もが必ずしも善人というわけではなく、後ろからカンザシや髪飾りを引き抜いて盗んだり、ひどいのになると襟からなにかを入れたりするというとんでもないやつもいるとかで、舞妓さんたちもいい迷惑で、いくら注目の的になっているからといって、必ずしも善良に受け止めて悦に入っている場合ではない油断ならない部分もあるそうなのです。
これではまるで野鳥観察ではないかとも思ってしまうのですが、しかし、残念ながら「品」と「距離感」と「好奇心の質」の面においては、「舞妓さんウォッチ」の方は、はるかに「品」に欠け「危険な距離感」で「善良さに欠ける好奇心」によって、美しく見せるために無抵抗なのに付け込まれ、それをいいことに盗みや小暴力の危険や被害にさらされるという実に生々しい人間的な善悪の彼岸にいることを感じました。
自分がこの一連の動画を見ていて直感したのは、むかし、小売店の開店祝いの宣伝のために近所を賑やかに練り歩いた白塗りの顔のチンドン屋のあとを子供たちがぞろぞろとついて歩いていたあの景色でした。なによりも子供心には、あの「白塗りの顔」の物珍しさというのは、非日常のヨコハマメリーさん風な「異様さ」と同じものだったと思います。むかし、天井桟敷や状況劇場の芝居をみたとき、「白塗り」の顔を異様と受け止めたあの感性と同じものを見たのだと感じました。
いやいや、「チンドン屋」の白塗りと「舞妓さん」の美しい白塗りを比較するなんて、なんという不見識だとお叱りを受けそうですが、子供心に思ったことなので、なにとぞお許しください。
考えてみれば、自分がいままで舞妓さんの白塗りを、そうした美しさの面から見たことがまったくなくて、むしろ「異様さ」からしか見ていなかったという、それくらい遠い世界の存在だったということなのだと思います。
ですので、多くの舞妓さんたちが語る「舞妓さんになろうと思った動機」が、修学旅行のときに美しい舞妓さんを見て自分もなりたいと思ったというコメントなど、自分的にはどうにも実感の伴わない空疎なものに聞こえてしまって仕方ありませんでした。
そういえば、この「はるかに遠い存在」感は、水田伸生監督「舞妓Haaaan!!!」2007や周防正行監督「舞妓はレディ」2014を見たときも、「なぜ、いまさら、舞妓さんなんだ?」という唐突さと違和感しかなく、正直「意味、分かんねえ」という思いしか抱けませんでした。無理もありませんよ、遠い祇園のお茶屋遊びのことなど空想するにも手掛かりがなく「無」の状態だったのですから、興味がどうのこうのという段階にさえ至ってなかったわけで、ですから「舞妓さん」など、存在それ自体が現実とは考えられない存在だったのはしごく当然のことだったと思います。
その意味でいえば自分など、あの「善良さに欠ける悪意の好奇心に満ちた観光客」にもおよばない、それより以下の日本人にすぎませんでした。
(注)劇場版映画は以下のとおり。
舞妓はんだよ全員集合!!(1972年 松竹 ザ・ドリフターズ、吉沢京子主演)
舞妓はん(1963年、松竹、橋幸夫、倍賞千恵子主演)
舞妓物語(1987年、松竹、岡本舞子主演)
舞妓物語(1954年、東宝、峰幸子主演)(ストーリーは上とまったく違う)
祇園小唄絵日傘(1930年、マキノプロダクション、桜木梅子主演)
祇園囃子(1953年、大映、若尾文子主演)
祇園囃子(1934年、松竹、飯塚敏子主演)
おもちゃ(1999年、東映、宮本真希主演)
SAYURI(2005年、松竹配給、チャン・ツィイー主演)
舞妓Haaaan!!!(2007年、東宝配給、阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ主演)
舞妓はレディ(2014年、東宝配給、上白石萌音主演)
そんな感じで、外国人観光客の「舞妓さん追っかけ動画」を見ていたのですが、しかし、その手の動画のなかには、なにも興味本位のものばかりとは限らず好意的に舞妓さんや芸妓さんを美しく撮ろうという好事家の撮った動画もあることに気がつきました。満開のサクラの下での撮影会とか。奉納舞とか。イベントとか。
そこで驚天動地の、とてつもなく美形の芸妓さんを見つけてしまいました、さっそく名前をメモりました。そこには、祗園東の「つね桃さん」と書いてあります。とにかく、ものすごい美人。というか、そのキップの良さは、どう見ても柳橋とか赤坂芸者のイメージで、上品でおとなし目の芸舞妓さんが多い京都らしからぬ鋭さがあって、そのことを本人も一向に隠そうとしない明け透けなところが却って清々しく、好感を持ちました。どうすれば自分を美しく見せられるか(髷で白塗りの裾引き)を熟知しているプロに徹した賢さと自信と開き直りも、見るものを安心させるものがあります。
さっそくアレコレと検索をかけてみました。
山口県萩市出身 1987.2.6生
2002 祇園東「繁の家」に仕込みさんとして入る。
2003.3.3 舞妓さんとしてデビュー、桃の節供にちなんで「つね桃」に。
2008.11.28 21歳で襟変え(ということは、1987年生まれということですか)
なるほど、なるほど。検索していくにつれて、このヒトが、「超」のつく売れっ子芸妓さんということは、画像と動画の多さからでも容易に分かりました(むしろ、知らなかったのは自分だけだったのかという気分にさえ段々なってきたくらいです)が、そんなふうに調べ進むうちに、新しいコメントの調子が、なんだか過去形で書かれているようなのが少し気に掛かり始めたとき、「つね桃さんの結婚式」という記事に遭遇しました。どうも結婚を機に引退されたような感じです。
なるほどね、そりぁそうですよ、なにしろこの美形です、男たちが放っておくわけがありません。
外国人観光客が、舞妓さんの追っかけくらいでは気が納まらず、舞妓さんに成り切るコスプレ(和装レンタルと髷と白塗りの化粧がセットになっています)まで結構繁盛している意味もこれでよく分かりました。
●京都五花街の舞妓さん・芸妓さん名前一覧 2019.04.17 現在しらべ
★祇園甲部
【舞妓】
小純 こすみ 廣島家
鈴乃 すずの 福嶋
まめ樹 まめじゅ 多麻
豆結 まめゆい ニンベン
美羽子 みわこ 西村
佳つ笑 かつえみ 小田本
槇里子 まりこ 西村
市紘 いちひろ 中支志
小奈都 こなつ 中支志
あすか あすか つる居
菜乃葉 なのは 多麻
豆誉 まめよ 新井
瑞乃 みずの 福嶋
佳つ桃 かつもも 小田本
佳つ春 かつはる 小田本
豆沙弥 まめさや 柴田
多都葉 たつは 多麻
ゆり葉 ゆりは 多麻
豆珠 まめたま イ
小なみ こなみ 中支志
朋子 ともこ 西村
小花 こはな 枡梅
美月 みつき つる居
まめ衣 まめきぬ 多麻
佳つ花 かつはな 小田本
小衿 こえり 廣島家
まめ春 まめはる 多麻
【芸妓】
まめ柳 まめりゅう 多麻
茉利佳 まりか つる居
市晴 いちはる 中支志
紫乃 しの 福嶋
実佳子 みかこ 西村
佳つ江 かつえ 小田本
豆純 まめすみ 亻
市十美 いちとみ 中支志
佳つ雛 かつひな 小田本
豆六 まめろく 新井
恵里葉 えりは 多麻
真咲 まさき 美の八重
佳つ智 かつとも 小田本
紗月 さつき つる居
章乃 ふみの 福嶋
千紗子 ちさこ 西村
豆まる まめまる 柴田
小芳 こよし 廣島家
つる葉 つるは 多麻
紗矢佳 さやか つる居
小扇 こせん 廣島家
市有里 いちゆり 中支志
槙子 まきこ 西村
有佳子 ゆかこ 西村
真生 まお 美の八重
小愛 こあい 廣島家
満友葉 まゆは 多麻
【引退】
紗貴子 さきこ 西村
亜矢子 あやこ 西村
まめ章 まめあき 多麻
豆こま まめこま 柴田
真希乃 まきの 美の八重
豆千佳 まめちか 新井
清乃 きよの 福嶋
知余子 ちよこ 西村
佳つ扇 かつせん 小田本
由喜葉 ゆきは 多麻
夢乃 ゆめの 福嶋
まめ藤 まめふじ 多麻
まめ菊 まめきく 多麻
佳之介 かつのすけ 小田本
杏佳 きょうか つる居
★祇園東
【舞妓】
満彩尚 まさなお まん
叶久 かのひさ 叶家
叶千代 かのちよ 叶家
富千英 とみちえ 富菊
涼真 りょうま 栄政
満彩野 まさの まん
叶紘 かのひろ 叶家
【芸妓】
雛佑 ひなゆう 岡とめ
富津愈 とみつゆ 富菊
富多愛 とみたえ 富菊
まりこ 岡とめ
美晴 みはる 岡とめ
つね有 つねゆう 繁の家
つね和 つねかず 繁の家
満彩希 まさき まん
涼香 りょうか 榮政
豊壽 とよひさ 榮政
美弥子 みやこ 叶家
【引退】
満佐子 まさこ まん
雛菊 ひなぎく 岡とめ
文音 ふみね 岡とめ
満彩美 まさみ まん
つね桃 つねもも 繁の家
富久春 ふくはる 岡とめ
叶菜 かのな 叶家
駒子 こまこ 岡とめ
叶笑 かのえみ 叶家
★宮川町
【舞妓】
とし菜穂 としなほ 駒屋
とし菜希 としなぎ 駒屋
叶笑 かなえみ 川久
ふく典 ふくのり しげ森
君咲 きみさき 本城
小晶 こあき 花傳
ふく友梨 ふくゆり 堀八重
君萌 きみもえ 利きみ
とし七菜 としなな 駒屋
とし菜実 としなみ 駒屋
千賀染 ちかそめ 駒屋
菊咲奈 きくさな 花ふさ
ふく那 ふくな 河よ志
ふく香奈 ふくかな 河よ志
ふく千華 ふくちか 堀八重
富美梗 ふみきょう よし富美
小えん こえん しげ森
菊弥江 きくやえ 花ふさ
千賀明 ちかさや 駒屋
千賀遥 ちかはる 駒屋
ふく弥 ふくや 河よ志
とし恵美 としえみ 駒屋
叶幸 かなゆき 利きみ
ふく珠 ふくたま しげ森
叶子 かなこ 川久
ふく朋 ふくとも 堀八重
小はる こはる しげ森
【芸妓】
ふく音 ふくね 河よ志
とし純 としすみ 駒屋
小梅 こうめ 花傳
里春 さとはる 川久
ふく兆 ふくちょう しげ森
田ね文 たねふみ 高よし
富美夏 ふみか よし富美
君綾 きみあや 本城
弥千穂 やちほ 花傳
ふく恵 ふくえ 河よ志
ふく紘 ふくひろ しげ森
小ふく こふく しげ森
美恵雛 みえひな 春富
ふく尚 ふくなお 石初
ふく鈴 ふくすず 石初
ふく光 ふくてる 堀八重
とし真菜 としまな 駒屋
とし夏菜 としかな 駒屋
とし輝 としてる 駒屋
菊志乃 きくしの 花ふさ
里香 さとか 川久
【引退】
君さ代 きみさよ 本城
ふく英 ふくはな しげ森
富美苑 ふみその よし富美
富美芳 ふみよし よし富美
小凛 こりん 花傳
君有 きみゆう 本城
君とよ きみとよ 利きみ
君ひろ きみひろ 利きみ
ふく乃 ふくの 河よ志
小よし こよし しげ森
千賀すず ちかすず 駒屋
とし桃 としもも 駒屋
ふく苗 ふくなえ しげ森
美恵菜 みえな 石初
ふく真莉 ふくまり 堀八重
とし日菜 としひな 駒屋
とし智 としとも 駒屋
★先斗町
【舞妓】
秀眞衣 ひでまい 雅美家
秀華乃 ひでかの 雅美家
市愛 いちあい 舛之矢
市すみ いちすみ 山口
市沙登 いちさと 舛之矢
もみ香 もみか 山口
光はな みつはな 丹美賀
市結 いちゆう 勝見
市彩 いちあや 舛之矢
【芸妓】
多香 たか 山口
久桃 ひさもも 井雪
もみ福 もみふく 山口
あや野 あやの 山口
久鈴 ひさすず 舛之矢
市福 いちふく 舛之矢
【引退】
市奈菜 いちなな 山口
もみ陽菜 もみひな 丹美賀
市照 いちてる 舛之矢
あや葉 あやは 勝見
市駒 いちこま 丹美賀
★上七軒
【舞妓】
尚舞 なおまい 中里
市梅 いちうめ 市
市ぎく いちぎく 市
勝貴 かつき 大文字
梅たえ うめたえ 梅乃
ふみ幸 ふみゆき 勝ふみ
市彩 いちあや 市
梅ひな うめひな 梅乃
市多佳 いちたか 市
【芸妓】
尚絹 なおきぬ 中里
尚可寿 なおかず 中里
【引退】
梅叶菜 うめかな 梅乃
勝音 かつね 大文字
市まり いちまり 市
梅なな うめなな 梅乃
梅はな うめはな 梅乃
梅ちえ うめちえ 梅乃
市こま いちこま 市
市知 いちとも 市
尚あい なおあい 中里
勝奈 かつな 大文字
勝也 かつや 大文字
梅蝶 うめちょう 梅乃
梅咲久 うめさく 梅乃
勝瑠 かつる 大文字