ネットで拾いました、原題は、「絶対観るべき映画史に残る不朽の名作30選」なのですが、カシラに「GW」を載せるだけで、はやGW仕様になりました。
【戦艦ポチョムキン】(1925)
映像文法の基礎である「モンタージュ論」を確立させ、映像表現を飛躍的に向上させたと言われる、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督による映画史に残るサイレント映画の傑作。1905年、劣悪な扱いに怒った黒海沖の巡洋艦、戦艦ポチョムキン号の水兵たちは反乱を起こし、その怒りの輪は民衆にも広がっていく。
【西部戦線異状なし】(1930)
ドイツのエーリヒ・マリア・レマルクの長編小説をルイス・マイルストン監督が映画化した戦争映画の名作。第1次世界大戦下のドイツを舞台に、愛国心から出征を志願した主人公ポールが戦線で経験する、想像を絶する過酷な実態を描く。アカデミー賞作品・監督賞受賞。
【我輩はカモである】(1933)
4人組のコメディアン、マルクス兄弟が贈る抱腹絶倒の痛快コメディ。架空の国を舞台として、国の財政難をきっかけに宰相となった男が引き起こす破滅劇を皮肉たっぷりなギャグを交えながら描く。レオ・マッケリー監督作品。
【モダン・タイムス】(1936)
喜劇王チャーリー・チャップリンが監督・製作・脚本・作曲を担当した代表作のひとつ。大工場で部品のネジをしめ続ける毎日を送る男を主人公に据え、お金と機械にがんじがらめの現代機械文明を風刺したブラックコメディ。
【オズの魔法使い】(1939年)
ライマン・フランク・ボームの児童文学を映画化。魔法使いの国に迷い込んで取り残されてしまった主人公の少女ドロシーは、愛犬のトトとともに家に帰るため、オズの魔法使いを探して冒険を開始する。ヒロインのドロシーはジュディ·ガーランドが演じた。
【風と共に去りぬ】(1939)
マーガレット・ミッチェルの原作を映画化、ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル主演で贈る映画史上に残る永遠の傑作。南北戦争が勃発した激動のアメリカを舞台に富豪令嬢で絶世の美女、スカーレット・オハラが強く激しく生きていく半生をドラマチックに描く。作品賞、監督賞をはじめ10部門のアカデミー賞を独占。
【レベッカ】(1940)
アルフレッド・ヒッチコック監督によるゴシックスリラー。ジョーン・フォンティーン演じる美しきヒロインは旅行中に英国紳士マキシム(ローレンス・オリビエ)と出会い結婚するが、嫁いだ彼の屋敷では死んだ前妻のレベッカの見えない影がすべてを支配していた。英国で活躍していたヒッチコックの渡米第1作となった。
【市民ケーン】(1941)
名優オーソン・ウェルズが監督・脚本・主演を務め、映画史上最高傑作の呼び声も高い作品。「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死んだ新聞王ケーンの人生に迫る斬新な物語。主人公のモデルは20世紀前半にアメリカのメディアを支配し、新聞王と呼ばれたウィリアム・ランドルフ・ハースト氏。
【マルタの鷹】(1941)
ダシール・ハメットの同名探偵小説をハードボイルドタッチで映画化。私立探偵サム・スペードは、中世のマルタ島騎士団が製作したといわれる「マルタの鷹」にまつわる殺人事件に巻き込まれていく。巨匠ジョン・ヒューストンの監督デビュー作であり、主演のハンフリー・ボガートを一躍スターダムに押し上げた1作。
【カサブランカ】(1942年)
戦火近づく1940年代の仏領モロッコ、カサブランカを舞台に描いた、言わずと知れた恋愛映画の古典的作品。アカデミー賞の作品・監督・脚色賞を受賞。ダンディな主人公リックを演じたのはハンフリー・ボガート、かつてパリでリックと恋に落ちた美しい人妻・イルザ役をイングリッド・バーグマンが演じた。「君の瞳に乾杯」などの名セリフシーンで知られる。
【汚名】(1946)
アルフレッド・ヒッチコックが監督を務め、第2次世界大戦下でのアメリカ南部を舞台に、FBIとナチスとのスパイ合戦や恋愛模様などが描かれる。ナチの動向を探るスパイ役を銀幕の大スター、ケーリー・グラントが演じ、相手役として名女優イングリッド・バーグマンが共演。
【素晴らしき哉、人生】(1946)
名匠フランク・キャプラ監督がクリスマスを題材に人間賛歌を歌い上げる心温まる感動作。自殺しようと12月の冷たい川にやってきた人生に挫折した主人公は「天使見習い」と名乗る男に出会い、自分の人生を見つめなおすファンタジーの旅に出る。
【第三の男】(1949)
キャロル・リード監督がメガホンを取った第2次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール(サスペンススリラー)。 親友の死に際に3人の男が立ち会ったことを知った作家のマーチン(オーソン・ウェルズ)はその「第三の男」の正体を探って独自調査を開始する。
【サンセット大通り】(1950)
巨匠ビリー・ワイルダーが監督を務め、かつて一世を風靡した往年の大女優の悲哀と悲劇を描いたフィルム・ノワール。ロサンゼルス郊外の豪邸を舞台に、ハリウッドの光と影が巧みに描写される。出演はウィリアム・ホールデン、グロリアス・スワンソン、エリッヒ・フォン・シュトロハイムほか。
【羅生門】(1950)
芥川龍之介の小説「藪の中」を今は亡き黒澤明監督がモノクロの斬新な映像美で描写した時代劇で、海外で高い評価を受け「世界のクロサワ」の名を不動のものに。ある侍の死に立ち会った、男女4人のそれぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現。三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬ら俳優たちの鬼気迫る熱演が見事。1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞。
【欲望という名の電車】(1951)
ピューリッツァー賞に輝いたテネシー・ウィリアムズによる最高傑作の呼び声高い同名戯曲を名匠エリア・カザン監督が映画化。映画史上に残る2大スター(マーロン・ブランド、ビビアン・リー)の名演が光り、鬼気迫る名演を見せたヴィヴィアン・リーは、この映画で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。南部の没落した名門の娘、ブランチを通して女性の奔放な性や心の葛藤をあますところなく描きだす。
【雨に唄えば】(1952)
ジーン・ケリーが傘を持って雨の中で唄い踊るシーンが有名な傑作ミュージカル。サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えたハリウッドを舞台に、楽屋裏を面白おかしく見せながら人気スターたちの恋を天真爛漫にコメディタッチで描く。
【真昼の決闘】 (1952)
名匠フレッド・ジンネマン監督による西部劇映画。ありきたりな勧善懲悪でなく、リアルな心理描写を取り入れた画期的な作品に仕上がった。ならず者の殺し屋たちにたった1人で立ち向かい、決闘を決意する保安官役をゲイリー・クーパーが熱演し、アカデミー主演男優賞を獲得。
【波止場】(1954)
名優マーロン・ブランドが迫真の演技を見せ、彼の代表作となった作品。ニューヨークの港を舞台に、マフィアのボスに立ち向かう港湾労働者の姿を骨太な演出で描く。アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞など8部門を受賞。
【泥棒成金】(1955)
巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督がケーリー・グラント主演で贈るラブ・サスペンス。風光明媚な南仏リビエラを舞台に、かつて有名な宝石泥棒で今は引退した男が、自分の名を語ったニセ者の正体を暴くために奮闘する姿を描く。
【禁断の惑星】(1956年)
今より60年も前に制作された宇宙開拓をテーマにした作品で、SF映画の金字塔とも呼ばれる。孤島に追放された老いた王の孤独とその復讐をテーマにした、ウィリアム・シェイクスピア晩年の作品『テンペスト』をモチーフにしたといわれる。
【捜索者】(1956)
巨匠ジョン・フォード監督が名コンビのジョン・ウェイン主演で描く名作西部劇。南北戦争終結後、主人公イーサンは兄一家をネイティブアメリカンに惨殺され、幼い姪も連れ去られてしまう。復讐と奪還を胸に誓った主人公は、仲間とともに荒野に捜索の旅に出る。出演は他にジェフリー・ハンター 、ナタリー・ウッドら。
【黒い罠】(1958)
異才オーソン・ウェルズが手掛けた傑作サスペンス。アメリカとメキシコ国境地帯を舞台に、不可解な爆殺事件に遭遇したメキシコの調査官ヴァルガスは、アメリカの刑事と共同捜査に乗り出すが、やがて国境の町に拡がるどす黒い陰謀が露わになる。出演はオーソン・ウェルズ、チャールトン・ヘストン、ジャネット・リーら。
【ベン・ハー】(1959)
巨匠ウィリアム・ワイラー監督が莫大な制作費と長い歳月をかけて完成させたスペクタクル史劇超大作。アカデミー賞作品賞など、11部門受賞の快挙を達成。紀元1世紀のローマ帝国を舞台に、エルサレムの豪族の息子、ベン・ハーがたどる数奇な運命を壮大なスケールで描く。
【北北西に進路を取れ】(1959年)
アルフレッド・ヒッチコックが監督した巻き込まれ型サスペンスの傑作。広告会社役員のロジャー(ケーリー・グラント)はひょんなことから別の男と勘違いされ、謎の組織から狙われるようになり逃走劇を展開する。
【アパートの鍵貸します】(1960)
アカデミー賞主要5部門受賞したビリー・ワイルダー監督の傑作コメディ。名優ジャック・レモン扮する悲哀あふれるサラリーマンとキュートな魅力あふれるシャーリー・マクレーンが織りなすコメディ。
【スパルタカス】(1960)
ハワード・ファストの原作小説を、スタンリー・キューブリックが映画化した歴史スペクタクル。 ローマ帝政時代、勇敢にも反乱軍を組織し立ち上がった1人の奴隷、スパルタカスの生涯を描く。主役のスパルタカスは名優カーク・ダグラスが演じた。
【アラビアのロレンス】(1962)
第1次世界大戦の時代、アラブの救世主と称えられ砂漠をこよなく愛したT.E.ロレンスの波乱に満ちた生涯を描いた壮大なドラマ。デヴィッド・リーン監督に見いだされ、主役のロレンス役を演じた俳優ピーター・オトゥールはアカデミー賞にノミネート。
【暴力脱獄】(1967)
フロリダの刑務所を舞台にした、社会のシステムに組み込まれることを拒否する囚人ルーク・ジャクソンの物語。不屈の反骨精神で脱獄を試みる囚人をポール・ニューマンが熱演したドラマ。スチュアート・ローゼンバーグ監督作品。
【2001年宇宙の旅】(1968)
SF映画史上に燦然と輝く名作として映画史にその名を残す、あまりにも有名なスタンリー・キューブリック監督の代表作。神秘的で難解なストーリー、当時の技術の粋を集めた特撮、圧倒的なビジュアル・イメージ、クラシック音楽の効果的な使用などが詰めこまれた、壮大な映像叙事詩に仕上がっている。アカデミー賞特殊効果賞受賞。
【戦艦ポチョムキン】(1925)
映像文法の基礎である「モンタージュ論」を確立させ、映像表現を飛躍的に向上させたと言われる、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督による映画史に残るサイレント映画の傑作。1905年、劣悪な扱いに怒った黒海沖の巡洋艦、戦艦ポチョムキン号の水兵たちは反乱を起こし、その怒りの輪は民衆にも広がっていく。
【西部戦線異状なし】(1930)
ドイツのエーリヒ・マリア・レマルクの長編小説をルイス・マイルストン監督が映画化した戦争映画の名作。第1次世界大戦下のドイツを舞台に、愛国心から出征を志願した主人公ポールが戦線で経験する、想像を絶する過酷な実態を描く。アカデミー賞作品・監督賞受賞。
【我輩はカモである】(1933)
4人組のコメディアン、マルクス兄弟が贈る抱腹絶倒の痛快コメディ。架空の国を舞台として、国の財政難をきっかけに宰相となった男が引き起こす破滅劇を皮肉たっぷりなギャグを交えながら描く。レオ・マッケリー監督作品。
【モダン・タイムス】(1936)
喜劇王チャーリー・チャップリンが監督・製作・脚本・作曲を担当した代表作のひとつ。大工場で部品のネジをしめ続ける毎日を送る男を主人公に据え、お金と機械にがんじがらめの現代機械文明を風刺したブラックコメディ。
【オズの魔法使い】(1939年)
ライマン・フランク・ボームの児童文学を映画化。魔法使いの国に迷い込んで取り残されてしまった主人公の少女ドロシーは、愛犬のトトとともに家に帰るため、オズの魔法使いを探して冒険を開始する。ヒロインのドロシーはジュディ·ガーランドが演じた。
【風と共に去りぬ】(1939)
マーガレット・ミッチェルの原作を映画化、ビビアン・リー、クラーク・ゲーブル主演で贈る映画史上に残る永遠の傑作。南北戦争が勃発した激動のアメリカを舞台に富豪令嬢で絶世の美女、スカーレット・オハラが強く激しく生きていく半生をドラマチックに描く。作品賞、監督賞をはじめ10部門のアカデミー賞を独占。
【レベッカ】(1940)
アルフレッド・ヒッチコック監督によるゴシックスリラー。ジョーン・フォンティーン演じる美しきヒロインは旅行中に英国紳士マキシム(ローレンス・オリビエ)と出会い結婚するが、嫁いだ彼の屋敷では死んだ前妻のレベッカの見えない影がすべてを支配していた。英国で活躍していたヒッチコックの渡米第1作となった。
【市民ケーン】(1941)
名優オーソン・ウェルズが監督・脚本・主演を務め、映画史上最高傑作の呼び声も高い作品。「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死んだ新聞王ケーンの人生に迫る斬新な物語。主人公のモデルは20世紀前半にアメリカのメディアを支配し、新聞王と呼ばれたウィリアム・ランドルフ・ハースト氏。
【マルタの鷹】(1941)
ダシール・ハメットの同名探偵小説をハードボイルドタッチで映画化。私立探偵サム・スペードは、中世のマルタ島騎士団が製作したといわれる「マルタの鷹」にまつわる殺人事件に巻き込まれていく。巨匠ジョン・ヒューストンの監督デビュー作であり、主演のハンフリー・ボガートを一躍スターダムに押し上げた1作。
【カサブランカ】(1942年)
戦火近づく1940年代の仏領モロッコ、カサブランカを舞台に描いた、言わずと知れた恋愛映画の古典的作品。アカデミー賞の作品・監督・脚色賞を受賞。ダンディな主人公リックを演じたのはハンフリー・ボガート、かつてパリでリックと恋に落ちた美しい人妻・イルザ役をイングリッド・バーグマンが演じた。「君の瞳に乾杯」などの名セリフシーンで知られる。
【汚名】(1946)
アルフレッド・ヒッチコックが監督を務め、第2次世界大戦下でのアメリカ南部を舞台に、FBIとナチスとのスパイ合戦や恋愛模様などが描かれる。ナチの動向を探るスパイ役を銀幕の大スター、ケーリー・グラントが演じ、相手役として名女優イングリッド・バーグマンが共演。
【素晴らしき哉、人生】(1946)
名匠フランク・キャプラ監督がクリスマスを題材に人間賛歌を歌い上げる心温まる感動作。自殺しようと12月の冷たい川にやってきた人生に挫折した主人公は「天使見習い」と名乗る男に出会い、自分の人生を見つめなおすファンタジーの旅に出る。
【第三の男】(1949)
キャロル・リード監督がメガホンを取った第2次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール(サスペンススリラー)。 親友の死に際に3人の男が立ち会ったことを知った作家のマーチン(オーソン・ウェルズ)はその「第三の男」の正体を探って独自調査を開始する。
【サンセット大通り】(1950)
巨匠ビリー・ワイルダーが監督を務め、かつて一世を風靡した往年の大女優の悲哀と悲劇を描いたフィルム・ノワール。ロサンゼルス郊外の豪邸を舞台に、ハリウッドの光と影が巧みに描写される。出演はウィリアム・ホールデン、グロリアス・スワンソン、エリッヒ・フォン・シュトロハイムほか。
【羅生門】(1950)
芥川龍之介の小説「藪の中」を今は亡き黒澤明監督がモノクロの斬新な映像美で描写した時代劇で、海外で高い評価を受け「世界のクロサワ」の名を不動のものに。ある侍の死に立ち会った、男女4人のそれぞれの視点から見た事件の内幕を生々しく再現。三船敏郎、京マチ子、森雅之、志村喬ら俳優たちの鬼気迫る熱演が見事。1951年のヴェネチア国際映画祭でグランプリを受賞。
【欲望という名の電車】(1951)
ピューリッツァー賞に輝いたテネシー・ウィリアムズによる最高傑作の呼び声高い同名戯曲を名匠エリア・カザン監督が映画化。映画史上に残る2大スター(マーロン・ブランド、ビビアン・リー)の名演が光り、鬼気迫る名演を見せたヴィヴィアン・リーは、この映画で2度目のアカデミー主演女優賞を受賞。南部の没落した名門の娘、ブランチを通して女性の奔放な性や心の葛藤をあますところなく描きだす。
【雨に唄えば】(1952)
ジーン・ケリーが傘を持って雨の中で唄い踊るシーンが有名な傑作ミュージカル。サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えたハリウッドを舞台に、楽屋裏を面白おかしく見せながら人気スターたちの恋を天真爛漫にコメディタッチで描く。
【真昼の決闘】 (1952)
名匠フレッド・ジンネマン監督による西部劇映画。ありきたりな勧善懲悪でなく、リアルな心理描写を取り入れた画期的な作品に仕上がった。ならず者の殺し屋たちにたった1人で立ち向かい、決闘を決意する保安官役をゲイリー・クーパーが熱演し、アカデミー主演男優賞を獲得。
【波止場】(1954)
名優マーロン・ブランドが迫真の演技を見せ、彼の代表作となった作品。ニューヨークの港を舞台に、マフィアのボスに立ち向かう港湾労働者の姿を骨太な演出で描く。アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞など8部門を受賞。
【泥棒成金】(1955)
巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督がケーリー・グラント主演で贈るラブ・サスペンス。風光明媚な南仏リビエラを舞台に、かつて有名な宝石泥棒で今は引退した男が、自分の名を語ったニセ者の正体を暴くために奮闘する姿を描く。
【禁断の惑星】(1956年)
今より60年も前に制作された宇宙開拓をテーマにした作品で、SF映画の金字塔とも呼ばれる。孤島に追放された老いた王の孤独とその復讐をテーマにした、ウィリアム・シェイクスピア晩年の作品『テンペスト』をモチーフにしたといわれる。
【捜索者】(1956)
巨匠ジョン・フォード監督が名コンビのジョン・ウェイン主演で描く名作西部劇。南北戦争終結後、主人公イーサンは兄一家をネイティブアメリカンに惨殺され、幼い姪も連れ去られてしまう。復讐と奪還を胸に誓った主人公は、仲間とともに荒野に捜索の旅に出る。出演は他にジェフリー・ハンター 、ナタリー・ウッドら。
【黒い罠】(1958)
異才オーソン・ウェルズが手掛けた傑作サスペンス。アメリカとメキシコ国境地帯を舞台に、不可解な爆殺事件に遭遇したメキシコの調査官ヴァルガスは、アメリカの刑事と共同捜査に乗り出すが、やがて国境の町に拡がるどす黒い陰謀が露わになる。出演はオーソン・ウェルズ、チャールトン・ヘストン、ジャネット・リーら。
【ベン・ハー】(1959)
巨匠ウィリアム・ワイラー監督が莫大な制作費と長い歳月をかけて完成させたスペクタクル史劇超大作。アカデミー賞作品賞など、11部門受賞の快挙を達成。紀元1世紀のローマ帝国を舞台に、エルサレムの豪族の息子、ベン・ハーがたどる数奇な運命を壮大なスケールで描く。
【北北西に進路を取れ】(1959年)
アルフレッド・ヒッチコックが監督した巻き込まれ型サスペンスの傑作。広告会社役員のロジャー(ケーリー・グラント)はひょんなことから別の男と勘違いされ、謎の組織から狙われるようになり逃走劇を展開する。
【アパートの鍵貸します】(1960)
アカデミー賞主要5部門受賞したビリー・ワイルダー監督の傑作コメディ。名優ジャック・レモン扮する悲哀あふれるサラリーマンとキュートな魅力あふれるシャーリー・マクレーンが織りなすコメディ。
【スパルタカス】(1960)
ハワード・ファストの原作小説を、スタンリー・キューブリックが映画化した歴史スペクタクル。 ローマ帝政時代、勇敢にも反乱軍を組織し立ち上がった1人の奴隷、スパルタカスの生涯を描く。主役のスパルタカスは名優カーク・ダグラスが演じた。
【アラビアのロレンス】(1962)
第1次世界大戦の時代、アラブの救世主と称えられ砂漠をこよなく愛したT.E.ロレンスの波乱に満ちた生涯を描いた壮大なドラマ。デヴィッド・リーン監督に見いだされ、主役のロレンス役を演じた俳優ピーター・オトゥールはアカデミー賞にノミネート。
【暴力脱獄】(1967)
フロリダの刑務所を舞台にした、社会のシステムに組み込まれることを拒否する囚人ルーク・ジャクソンの物語。不屈の反骨精神で脱獄を試みる囚人をポール・ニューマンが熱演したドラマ。スチュアート・ローゼンバーグ監督作品。
【2001年宇宙の旅】(1968)
SF映画史上に燦然と輝く名作として映画史にその名を残す、あまりにも有名なスタンリー・キューブリック監督の代表作。神秘的で難解なストーリー、当時の技術の粋を集めた特撮、圧倒的なビジュアル・イメージ、クラシック音楽の効果的な使用などが詰めこまれた、壮大な映像叙事詩に仕上がっている。アカデミー賞特殊効果賞受賞。